月曜日, 2月 11, 2013

秋の箱根


11月も終わるころ

箱根へ一泊小旅行

海の公園からだと、東名ルートか、134号線から西湘バイパスにぬけるか。

東名はすでに渋滞してたので、西湘バイパスルートを選択。箱根への連絡道路ですでに大渋滞。湯本にいく車で混んでるのかなと思い、箱根新道へでてみた。

すいてる。

まずは天山温泉へ。
11時過ぎに入った。温泉だけでなく、お食事ところ、休憩所もある複合型の温泉。構えも良く、中もきれいだ。

肝心の温泉は・・・すべて露天。深閑とした森の中に、湯気が立ち込める。しっとりとした空気だ。真赤に色付いたモミジ、まだ緑を残しながらも黄色みを帯びたカエデ。深い緑を広げる常緑樹。

脱衣所からの扉を開けて歩を進め、掛かり湯をかけ、湯船につかる。紅葉が美しい。湯船は複数あり、樹木に囲われた平場に三箇所、そして水風呂。山の斜面に設けられた岩の階段を登った所の風呂に浸かると複数の風呂をみわたす。緑と紅葉にの間に、岩の風呂から立ち上がる湯気を見下ろす視点が新鮮な感じる。

ふりかえり、開かれた側を臨めば、そこには美しい山肌に黄色や橙、赤色に美しく染められた衣服を身につけたような山。

曇っていたので時折流れるガスと湯気がまた幽遠な奥行きと陰影を与える。

風が吹いて、サワサワとゆれる枝、そして、ハラハラと散る葉。


脇には白いお釜がみえる。構えがどこかかわいらしい。そばに塩を入れた鉢がある。サウナかな。予想通り。なかをのぞくと、ミストサウナのようだ。頭がつかえるほど天井高さが低い。その抑圧された空間にほのかな光が湯煙に散乱して静謐で落ち着いた雰囲気をかもしだしている。なかは十分暑い。体に塩をすり込んで、ぐっと汗を絞り出す。発汗。

水風呂へ。とてもつめたいがなんとも気持ちいい。



湯上がりに中庭にでてみると、焼き芋をやいている。一つ食べてみる。とてもホクホクして美味しい。

ここは渡り廊下でいくつかの家屋がつながり、そのため中庭が感じ良くつくりこまれている。

今回は利用できなかったが、個室のお風呂や、お食事ところもいいようだ。
休憩所もあり、温泉を中心にゆっくりと時間を過ごすことができる。日帰り温泉を楽しめる所としては結構有名らしい。1時頃出る時には、駐車場は渋滞していた。






車で芦ノ湖にむかう。ドライブしていても、紅葉の色の深さに感動。いいドライブだ。


箱根神社へ。
お参りして、おみくじ。帰りがけには茶屋で五色もち。

車で足の湖畔を走り北側を抜けてやまにはいり、しばらく走ると、ガラスの森美術館に。雨も降ってきて、うっすらとくらくなりかけている。

中に入ると、巨大なガラスのビーズのカーテンが目にはいる。橋の両サイドの手すりにの上にアーチ状にビーズを配して、美術館へのゲートにしてい、のだ。

雨も降り始め、薄暗くなった庭園に、キラキラ美しい光の紋様がたなびく。

光の滝。展示品をみて、さまざまなガラス細工に感心する。歴史の中でも、特別な材料だったことがわかる。


美術館をのあとにさらに楽しみがある。ショップだ。ガラス製品が所狭しとならんでいる。

ショップに入った瞬間に、不思議の国にきたのかと見間違える。ガラスの透明感が、色付きガラスの華やかさが、細かくカットされたガラス面のきらめきが、空間を包みこみ、宇宙を作っている。そして、近づいたクリスマスを祝うかざりつけ。

きれいだ。


外へでると、いよいよ暗くなり、ガラスと光りが美しくく輝く。また実感する。クリスマスなんだ。

宿へ。もってきたワインをあける。


翌日は晴れ、気持ちいい。土曜日のくもり空にときおりガスが山肌を這う紅葉もいいけれど、やはり、スカッと晴れた青空に、彩り冴える紅葉はなんにも変え難い美しさだ。


彫刻の森美術館に行くことにした。箱根の山に大胆に置かれた彫刻の数々。高原状になだらかな芝の絨毯がしかれ、アンジュレーションが目に優しい。

そして丘のあちこちの彫刻がたくましい。

夏に来ることが多かったが、山肌に紅葉を配し、季節の彩りを添えている。

食事はbella forestaで、ビュッフェ。お手頃価格で、おなか一杯、そして、多様な料理を楽しめた。

夕方になると道路が混むので、はやめに下山のつもりだったが、御殿場に出てみるともう混んでいる。事故渋滞のようだ。

そこで御殿場のアウトレットモールへ。

巨大なショッピングモールで。結構いい買い物ができたと思う。